アダム様式 食堂ビーダーマイヤー様式椅子バルバロ邸ルネッサンス様式 バルバロ邸


ルネッサンス様式

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ルネサンス様式はイタリアのフィレンツェやヴェネチアを中心として1400年代に始まり1600年中頃までヨーロッパで流行した芸術様式です。ルネッサンス芸術誕生にはある歴史的事件が関わっています。それは1453年の東ローマ帝国滅亡です。1453年にオスマン・トルコによって滅ぼされ、古代ローマやギリシャの思想、文化を受け継ぎ、発展させていた芸術の担い手であった学者、芸術家、職人たちが大挙してイタリアに亡命しました。

商人の自治都市国家として栄えていたフィレンツェやヴェネチアは亡命者たちを受け入れ、彼らを師として多くの事を学びました。王侯貴族をしのぐほど豊かになっていた商人たちがパトロンとなり誕生した芸術がルネッサンス様式です。

バロック様式

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 1600年代、当時起こった宗教戦争(プロテスタント対カトリック)の影響を受け、ローマ教会はカトリックの威信を芸術によって取り戻すべく、サン・ピエトロ大聖堂の建て替えを実施。その建物および室内装飾のスタイルは躍動感あふれる動的なもので、均整のとれた静的ルネッサンス様式とは明らかに違うものでした。それはバロック様式と呼ばれるようになりました。
 ローマで誕生したバロック様式はフランスに紹介され、ルイ14世の建てたヴェルサイユ宮殿に取り入れられました。宗教芸術として誕生したバロック様式はフランスで華麗な宮廷芸術となりヨーロッパ中の宮殿に広まっていきました。

ロココ様式

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フランスでルイ15世時代に室内装飾として誕生したスタイル。

豪華絢爛で重厚なバロック様式に息苦しさを感じるようになった宮廷人は軽やかな繊細な美を求めるようになりました。やがてルイ15世の愛人ポンパドール夫人の趣味嗜好が反映された女性的で洗練された芸術様式が確立。室内装飾にあわせ絵画や彫刻、ファッション、美術工芸品も変わっていきました。

ルイ15世様式と呼ばれますが、別称ロココ様式と呼ばれヨーロッパ中に広まりました。

新古典様式(ネオクラシック)

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1700年代中頃に発掘されたボンベイ遺跡の影響を受けヨーロッパでは古代ローマや古代ギリシャへの関心が高まりました。再び古代ローマやギリシャの建造物が研究され、そのスタイル、特にギリシャのパルテノン神殿やローマのパンテオン神殿のデザインを模倣した建物が数多く建設されました。英国の大英博物館、フランスのマドレーヌ大聖堂、アメリカのホワイトハウス等、ルネッサンス様式と区別して新古典様式(ネオ・クラシック様式)と呼ばれるようになりました。

英国の建築家ロバート・アダムは古代ローマからインスピレーションを得て、独特の室内装飾スタイルを確立。それは特にアダム様式と呼ばれヨーロッパで流行しました。